統合失調症について

統合失調症

統合失調症は特別な病気ではなく、躁うつ病と並んで代表的な精神疾患です。
この病気は脳の神経ネットワークにトラブルが生じる「脳」の機能障害で、およそ100人に1人の割合で発病します。
発病年齢は10代後半から30代頃までが最も多く、生まれながらの素因・環境・脳内の神経伝達物質の異常などさまざまな要因が複雑に絡み合って発病します。

この病気になると現実を正確に判断する能力が低下したり、感情や意欲のコントロールができなくなります。また適切な対人関係を保てず、外からの刺激にも迅速かつ正確に対応できなくなります。
しかしこの病気の治療は日々進歩しており、治療可能な病気です。

この病気にかかっても、早期に専門医の適切な治療を受ければ、多くの患者様は社会生活に復帰することができます。