令和3年2月1日を持ちまして、今回クラスターの発生した病棟の感染症は終息とさせていただきます。
今回の新型コロナ感染症は、令和2年12月26日1名の陽性者判明から始まりました。3日後の12月29日には当該病棟患者様5名、職員4名のクラスターとなり、感染が拡大していきました。
令和3年1月15日、当該病棟最後の感染患者様が判明するまでの期間、全体で患者様30名、職員7名まで感染は広がりました。
また、陽性患者様のうち17名は、専門病院で治療を受けた後、全員戻られています。
1月15日以降、クラスターの発生した当該病棟から陽性患者は発生していないことにより、保健所のご指導を受け収束となりました。
当該病棟にご入院中の患者様やご家族様には多大なるご不便をおかけし、長期間ご協力を賜りましたことに感謝申し上げます。令和3年2月1日をもって他の病棟の患者様と同じ制限に戻りますので、引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
今回、当院の患者様を一緒に支えてくださった東京都精神保健医療課、多摩府中保健所の皆様をはじめ関係機関の皆様、誠にありがとうございました。
今後も当院は、感染対策室が中心となり感染予防策を強化しつつ、積極的な入院診療、外来診療を行ってまいります。
令和3年2月1日
吉祥寺病院 院長
塚本 一