今年になって幾つの台風が通り過ぎていったことか…。 通常であれば9月くらいですかね…10月下旬のこんな時期まで来るなんて…。
それなら、今までに一番遅かった台風って、いつだったのか? ということで、調べてみました。といっても"検索"しただけですが。
日本の観測史上、最も遅かった台風は、1990年だそうです! 結構最近な感じがするのは、昭和な私だけでしょうか?
その1990年の台風28号、 果たしてどんな台風だったのか…。
1990年11月21日午前9時、日本のはるか南海上 で発生した熱帯低気圧が、翌日22日の午後3時に台風28号になります。
その後、29日には、沖縄の南海上を通過し、 30日の午後2時頃、和歌山県白浜町に上陸しました。
その後、西日本から東北地方にかけての広い範囲に 大きな被害をもたらし、死者・行方不明者が4人、負傷者が12人、 山・がけ崩れは83か所、床上・床下浸水が1544棟に達しました。
冬場にも関わらず、結構な被害を遺していった台風だったようです。 ところで、データとしては少し古いんですが… 1951年から2002年の50年間に、日本に上陸した台風の数を見ますと… やはり圧倒的に多いのが7月から9月にかけてで、11月においては1951年以降、1回しかありません。 やはり一番多かったのは、8月で54回、ちなみに10月は結構多くて、11回でした。 11月の台風なんて、50年に1回あるかないかのことですが、 季節はずれの台風災害に対しても、常に防災意識を持っていることが重要だったりします。 しかし台風って、本当に怖いですね。 どうか、これ以上大きな被害が出ないことをただただ祈るばかりです。 by もぢ