9月になりましたが、
相変わらず残暑は厳しいものですねぇ…。
さて、今回は勝手ではありますが、季節には全く関係なく、
“病院周辺巡り”と題して当院の周りにある××スポットを紹介させて頂きます!
××には、特に意味はございませんので悪しからず…。
そして、栄えある?第1回は、無難な”深大寺”には行かず、
当院からおそらく一番の近場であろう、JAXA(ジャクサ)にさせて頂きます。
さてさて…JAXAと聞いてピンとこない方も
いらっしゃるかもしれませんので、簡単な解説をさせて頂きます。
JAXAは、日本の宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用に至るまでを一貫して行っている国の機関で、
正式には、独立行政法人宇宙航空研究開発機構という名称になっています。
ちなみに、JAXA:Japan Aerospace eXploration Agencyということのようです。
最近で言うと…昨年11月から今年5月まで国際宇宙ステーション(ISS:International Space Staiton)で長期滞在ミッションを行っていた若田光一宇宙飛行士もJAXAの所属ですし、今月の23日まで幕張メッセで開催中の「宇宙博2014」もJAXAが共催としてバックアップしているところでもあります。
もちろん日本でロケットを打ち上げているを行っている種子島宇宙センターもJAXAの施設です。
ところで、当院のご近所にJAXAはあるのですが、だからどうしたのか?と、言われてしまうとそれまでので、とりあえず、どんなモノが見学することが出来るということをお知らせして今回の”病院周辺巡り”を締めさせて頂きたいと思います。
当院のご近所のJAXAは、JAXA本社と調布航空宇宙センターがあります。
調布航空宇宙センターは、どんなことをやっているのかというと…
JAXAの中で航空技術の研究を推進する唯一の拠点で、軽く抵抗の少ない機体や、
騒音の少なくてNOXなどの有害物質の排出が少ないエンジンなどの研究の開発を行っています。
航空機の安全面の研究開発として、乱気流中の機体の揺れなどを少なくするシステムや、
災害時に救援の航空機をこれまで以上に効率的かつ安全に活用する航空機の運用システムや、
無人機の災害時などの利用拡大に向けた技術開発を行っています。
また宇宙分野では、スペースデブリ(宇宙ゴミ)の回収・除去、デブリの増加を防止する技術の研究や、宇宙で人が呼吸して排出した二酸化炭素を酸素に戻すなんてことも研究しています。
そして、2015年の月面の探査に向けての探査機の開発や火星用の着陸サンプルなどの技術開発といった宇宙活動に向けた研究開発も行われています。
いやいや、こんな小難しいこと、よくわからん?!って方も
いらっしゃるかもしれませんが、”百聞は一見に如かず”とか何とかと申します!
そして、”2020年頃には火星へ人類を?!”なんて話しも…。
秋の夜長、ふと夜空を眺めた時に思い立ったら…JAXAへ、どうぞ!
最近この手のマニアの女子を宙(ソラ)ガールと呼ぶそうですが…。
別に私、JAXAの関係者でも何でもない、ただの宙人でございます。
最後に、調布航空宇宙センターを見学される際には、
JAXAのウェブサイトを覗いておくことをオススメ致します。
国の機関でもあり、いつでも見学できる訳ではないので、ご注意ください。
by もぢ